シルバニア ｉｎ 世界遺産
「古都京都の文化財」として、17寺社が世界文化遺産に登録されている。高山寺もその一つ。
「鳥獣人物戯画」や最古の茶園など、話題性は十分なのに、独特の静けさに包まれた高山寺は、外国人にファンの多い金閣寺などの観光客で賑わう他の世界遺産とは趣を異にする。
石水院の縁側からは栂尾の山々が見渡せる。紅葉シーズンともなれば参拝客で大混雑し、じっくり眺めることもままならないが、新緑のまぶしい平日の午前中などは意外に空いている。
・・てか、誰もいない。そう、私しかいない。そして、誰か来る気配がないのを確かめて
「おーい、もう出てきてもいいよ。」とウサギ(ほんとはネコ)とカエル(ほんとはリス)をバッグから出してあげた。
境内を歩き回って、疲れた体を休めるのに喫茶スペースもある。茶菓「栂の月」のパッケージには愛らしい鳥獣戯画が描かれ、まさに国宝のコラボ状態。ちなみに、お茶券にも鳥獣戯画が！！抹茶セット500円で、その値段もカフェ並み。
高山寺の僧・明恵上人は、厳しく戒律を守る一方、身の回りの動物と遊んだりするフランクな僧だったらしい。
訪れるこちらの方も、気楽にお茶をいただきつつ、シルバニアさん達を遊ばせてしまった♪
相撲をとらせてみたら、やっぱりウサギの負けぇ～★
